冷え性を改善するには?【女性おすすめ!】
こんにちは!
パーソナルトレーナーの池田です!
若い女性やダイエットをしている方は冷え性、特に手足が冷える末端冷え性で悩まれている方が多い印象です。
今回はそんなお悩みの方に向けて冷え性の対策法をお伝えしていきます!
目次
冷え性の原因
まずは体温調整のメカニズムから説明していきます。
体温は身体の中心の温度である核心温と表面の温度である皮膚温に分けられます。
身体の生命活動を維持する上で大切な酵素の働きは37度前後で最も高まると言われています。
そのため身体は常に核心温度を37度前後に保とうとします。
暑い時は血管を拡張させて末端に熱を逃したり汗として体外に排出させようとし、寒い時は逆に深部に熱を溜めたいので血管を収縮させて熱を溜めようとします(余談ですが筋の緊張も強くなるので寒い時に怪我しやすいのはこういった理由もあります)
このことから寒い時に末端が冷えることはある程度仕方がないことですが、若い女性やダイエット中の方は通常時でもこういった症状が表れる場合があります。
一体なぜでしょうか。
この章ではその原因について解説していきます。
血流の悪化
上記でも説明しましたがしっかりと末端まで血液が届かないと冷えの原因になります。
姿勢不良や可動域制限によって血流が悪くなったり、貧血でそもそも血液量自体が少なくなっても起こります。
自律神経の乱れ
基本的に血管の拡張や収縮は自律神経によってコントロールされます。(暑くて血管が拡張される際は副交感神経優位に、寒くて血管が収縮する時は交感神経優位に)
ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ(生理前など)によって自律神経の乱れも原因の一つとして考えられます。
筋肉量・運動不足・栄養不足
運動を行う際や生命活動を行う際に、エネルギー代謝が起きることによって熱が産生されます。
筋肉量や運動量が少ない、エネルギーとなる栄養素(3大栄養素)が少なくなると冷えやすいです。(これは何となくわかると思いますが)
他にも病気などが原因の場合もありますが、多くの場合はこれらが原因であることがほとんどです。
冷え性を改善するには?
では冷え性を改善するにどうすれば良いのでしょう?
今すぐに行える対策法をお伝えしていきます!
ストレッチを行う
血流を良くする為にストレッチをしましょう!
固まりやすい胸周りや股関節、ふくらはぎを中心にストレッチで伸ばしましょう。
筋トレを行う
全身の筋トレを行って筋肉量・運動量を増やしましょう!
実際の私のお客様でも筋トレによって「冷え性がなくなった」というお客様は結構います。
栄養を取る
タンパク質、糖質、脂質と言ったエネルギーになる3大栄養素をバランスよく取ること、特にタンパク質とオメガ3系の脂質が大切です。
タンパク質は筋肉の材料になる上、食事をした際に発する熱(DIT:食事誘発性熱産生)が多いです。
オメガ3は常温で液体の脂質なので血液をサラサラにしてくれます。
あとは鉄、ビタミンB12、葉酸といった貧血を予防するための食事も効果的です。
これらを踏まえるとカツオやマグロなどの魚を食べるのが冷え性予防に効果的かと思います!
ついでにこちらも!
胃酸の分泌低下による貧血や不調【筋肥大にも悪影響!?】
身体を冷やさない
当たり前かもしれますが身体を冷やさないことは大切です。
- 冷たいものを控えて、汁物を飲む
- しっかりと入浴する
- お腹を冷やさない
HOTヨガやサウナもおすすめです!
まとめ
以上の対策が冷え性を改善する上で効果的です!
まとめると
- 運動を行う
- 規則正しい食事
- 身体を冷やさないこと
そしてやはり睡眠も大事になってきます!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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【参考文献】
J-Stage
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/15/3/15_227/_pdf
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