2020-11-20

運動が必要な理由

皆さんこんにちは!

横浜で活動するパーソナルトレーナーの池田です!

「ところでなぜ運動が必要だと思います?」

明確にこの理由を説明できる方は少ないのではないでしょうか?

個人的な考えとして20代までは運動やダイエットは「必要な人」のみやれば良いと思っています。(もちろんどう考えてもやった方が良いのは言うまでもありませんが)

しかし!

30を過ぎた方にとって「運動」や「規則正しい栄養摂取」はマストだと思っています。

今回はそういった方々が「絶対に運動をした方が良い理由」を説明していきます!

今回の記事で得られる情報
  • 運動をした方が良い理由
  • どういった運動がオススメなのか

運動をした方が良い理由

ではなぜ運動が必要なのか?

結論から先にお伝えすると

加齢によって様々な機能が低下していく為、その予防の為に必要

だから運動が必要になります。

加齢によって低下する機能として

  • 筋肉量
  • 筋力
  • 骨密度
  • 関節可動域
  • バランス能力
  • 全身持久力
  • 神経筋効率
  • 認知能力

など他にもありますが、これらの能力は加齢と共に下がっていきます。

筋肉量、筋力の低下

サルコペニアという言葉をご存知でしょうか?

「加齢や疾患、寝たきりなどにより筋肉量や筋力が減少すること」をサルコペニアと言います。

基本的に30歳くらいをピークに筋肉量や筋力は減少すると言われています。

筋肉が減ることによる最大のリスクが二つあります

  • 代謝が落ち太りやすくなる
  • 筋力低下による寝たきりや転倒のリスクが上がる

代謝が落ち太りやすくなる

私自身のお客様で多かったのが

「昔は痩せていたんだけどね」

「全然太らない体質だとおもっていたのに」

「食べる量を変えてないのに太っちゃいました」

こうおっしゃる方が多いです。

筋肉は燃費が良いので、多いとよりたくさんのエネルギーを消費してくれます!

車で例えると小型車よりも大型車の方がガソリンの燃費が早いと思うので、そのようなイメージです。

ただでさえ動く量が減りがちで、筋肉量も落ちて代謝が落ちる、、

どう考えても太りますよね(汗)?

そして太ることによって

  • 生活習慣病のリスクが上がる
  • 体重を支えられずに膝への関節痛の原因になる

そしてさらに動けなくなってより、肥満や筋肉量低下につながっていきます。

筋力低下による寝たきりや転倒のリスクが上がる

筋肉量や筋力は主に「下半身」が減少しやすいと言われています。

身体を支えるだけの筋力がないと、「疲れやすくなる」「転倒しやすくなる」「膝などの関節を痛めやすくなる」

こういったもののリスクにつながっていきます。

筋肉量の減少や筋力の低下を食い止めるには、「筋力トレーニング」と「適切な栄養摂取」が大事です!

骨密度の低下

加齢や栄養不足(タンパク質、ビタミンDやカルシウム、マグネシウムなど)よって、骨密度が低下していきます。

骨密度が低下することによって「骨折」しやすくなってしまいます。

対策として

  • 日光を浴びる(ビタミンD合成)
  • 骨の産生に必要な栄養素をしっかりとる
  • メカニカルストレス(筋トレ)

が必要になっていきます。

骨の材料だけあっても骨はうまく作られない為「メカニカルストレス」という「刺激」を与えることが重要になります。

関節可動域の低下

加齢の他にも、

  1. 長時間同じ姿勢を維持することによって姿勢が悪くなる
  2. 筋肉が短縮位で固まる
  3. 結果筋肉の伸張性が失われて可動域が狭くなる

といった理由もあります(簡単にまとめると姿勢不良でかたくなる)

デスクワークなどをされている方はダブルパンチで身体がかたくなります笑

身体の可動域が低下することにより血行が悪くなったり、肩や腰の痛みなどにも繋がります。

身体の柔軟性を獲得する為に「ストレッチ」や「その獲得した可動域でコントロールするための筋力トレーニング」を行っていきましょう。

バランス能力の低下

バランス能力とは支持基底面で重心をコントロールする能力のことです。

バランス能力が低いと、先ほどの転倒にも繋がってしまいますし重心がコントロールできないことによって代償動作が多くなり障害のリスクを高めてしまいます。

片脚やバランスボールを使用した「不安定な条件下」でのトレーニングがオススメです。

まずは片脚で「静止」できるようにしてから、必ず「動作」を行えるようにトレーニングしていきましょう!

全身持久力の低下

全身持久力はスタミナなどのことで、最大酸素摂取量という指標で評価されます。

こういった能力が下がると「息切れ」を起こしやすくなったりします。

他にも脳への血流が悪くなるので、疲労を感じやすくなります。

全身持久力向上にはやはり「有酸素運動」が望ましいです。

神経筋効率の低下

そして神経の機能も衰えていきます。

身体を動かすのは筋肉ですが、その筋肉に指令を与えているのは「神経」です。

「神経筋効率」というのは動きに対して「様々な筋肉を相乗的に動員する能力」です。

例えば

バーベルスクワットをする際はお尻や脚の筋肉以外にも身体を安定させる為に「体幹」を使います。

「立つ時、歩く時、飛ぶ時」動作において単一の筋肉だけ使われることはありません。

神経筋効率を鍛える為に、よりたくさんの筋肉を動員する「複合動作」を行うと良いでしょう!

もちろん正しい動きで行っていく必要があります。

まとめ

運動が必要な理由は以上になります!

簡単にまとめると

加齢によって機能が低下→様々なリスクにつながる

ということです!

そして対策に

  • ストレッチ
  • 有酸素運動
  • 筋力トレーニング
  • 神経筋トレーニング

こういった運動がオススメです!

もちろんバランスの良い食事や睡眠、精神的なストレス対策も必要になってきますが、、

冒頭では20代の方は「必要な方」のみやれば良いとお伝えしましたが、運動を習慣化するには早い方が良いです!

健康はお金で買うことができないので、少しずつ運動習慣を作っていきたいところです。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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