グルテン、カゼインフリーって効果あるの?
トレーナーの池田です!
- よく小麦や乳製品は身体に悪いから避けろ!
- グルテンフリー、カゼインフリーにすると調子が良くなる
と言われますが実際はどうなのでしょうか?
- グルテン=小麦に水を加えてこねるとできる成分(グルテニンとグリアジン)
- カゼイン=牛乳に含まれるタンパク質の一種。
今回はグルテン=小麦、カゼイン=乳製品と言った定義でお伝えします!
グルテン、カゼインフリーって効果あるの?
まず前提として小麦(グルテン)も乳製品(カゼイン)も絶対に食べないほうがいいとは思っておりません。
私自身もダイエット中であっても食べることはよくありますし、「パン食べたい」というお客様にも「食べても良いですよ!」とお伝えしております!
ただ一部の方はグルテン、カゼインフリーにする事によって調子が良くなる可能性はあるんじゃないかと思っております。
腸内環境の悪化と慢性炎症
まず炎症反応とは物理的な刺激やウィルスが体に侵入した時に恒常性を守るために働く防御反応のことを言います。
これらの反応は体にとって必要なのですが、問題は炎症反応が慢性化してしまうこと。
守らなくても良い時にも炎症反応が起こってしまい、それを抑えるためのコルチゾールが過剰に分泌してしまい常に緊張状態が続いてしまいます(常に張り切りモードなのでリラックスできない)
慢性炎症についてはこちらの記事でも解説してます。
筋肥大・筋肉をつけるために太るのは間違い!?【太るデメリットも】
慢性炎症が起こる理由は色々あるのですが、一つは腸内環境の悪化によって起こります。
リーキーガットシンドロームと言うのを聞いたことありますでしょうか?
栄養素の吸収の役割を持つ小腸ですが、本来は腸の上皮細胞同士をバリアのように形成するタイトジャンクションによって異物の侵入を防いでくれます。
しかしタイトジャンクションが壊れてしまう事によって異物や未消化のタンパク質などが体内に入り続けてしまい、その結果慢性炎症に陥ってしまいます。
そして栄養素の吸収、代謝がうまく行えなくなり栄養不足も合わせて副腎疲労やその他不調の原因にもなります。
副腎疲労についてはこちらも
このタイトジャンクションを開いてしまうのが今回の主役であるグルテンとカゼインになります。
そのため、腸内環境や慢性的な疲れなどを改善するためにはまずはこれらを取り除くと良いかと思います。
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まとめ
結論
- 腸内環境が悪い
- なんか体調が優れない
- 疲れやすい
- ダイエットやボディメイクがなかなか捗らない
ような方は一旦グルテン、カゼインフリーを試してみても良いかもしれません。
ダイエットやボディメイクを行う前にまずは慢性炎症の対処が非常に大切になってきます!
なお乳製品のデメリットについては、こちらの記事でも解説してます。
繰り返しになりますが、グルテンもカゼインも程度に摂る分には全く問題ないと考えているのでこれらをとる事によって調子が悪くなる方以外は制限しなくても良いかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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