筋トレで狙った筋肉を意識するのは大切なのか?
トレーナーの池田です!
今回は筋トレ中の意識についてお話ししていきます。
あくまで個人的な意見も含まれているので、その点も考慮してご覧ください。
筋トレで狙った筋肉を意識するのは大切なのか?
筋トレで対象の筋肉を意識した方が良いかどうかは「目的」によると思います。
その答えをお伝えする前に、「身体の内部に意識を向けること」と「身体の外部に意識を向けること」の違いについて解説していきます!
インターナルとエクスターナルフォーカス
身体の内部に意識を向けることをインターナルフォーカス、身体の外部に意識を向けることをエクスターナルフォーカスと言います。
バーベルスクワットで例えると
- お尻や太ももの筋肉を意識して挙上するのがインターナルフォーカス
- 地面を押しバーをまっすぐ挙上する意識で行うのがエクスターナルフォーカス
になります。
ではどちらの意識が良いのか?
ですが運動学習を促進させる、つまり動作を上達させることにおいてはエクスターナルフォーカスが推奨されています。
例えばボールを投げるのを上達させたい場合は
手首を使って!肘を高くして!
よりも
ボールの軌道を高くして!
と言ったキューイングの方が運動学習、パフォーマンスアップに効果的だと言われてます !
筋トレにおいてはどちらが有効?
今回のテーマは筋トレにおいて筋肉を意識することは大切なのか?なのでそこについて考えていきます。
エクスターナルフォーカスの方が運動学習の促進させる他にも、効率よく動作を行うためにも向いてます。
つまり同じ動作、同じスピードであっても筋活動はインターナルフォーカスよりも少なく済むので、高重量を上げるにはこちらの方が向いてるかもしれません。
ではボディメイク(筋肥大)が主な目的の場合はどうなのでしょうか?
ボディメイクでは対象の筋肉にしっかり刺激を与え、疲れさせる必要があります。
そのため筋肥大、ボディメイクが一番の目的の場合はインターナルフォーカスで狙った筋肉を意識してトレーニングすることで効率よく追い込めるかもしれません。
他にもコレクティブエクササイズのように単一の筋肉に刺激を入れたい場合もインターナルフォーカスの方が有効かと思います。
コレクティブエクササイズは簡単に説明すると過活動の筋を抑制、弱ってる筋を活性し正しい動きに修正するためのエクササイズです。
コレクティブエクササイズについてはこちらも↓
まとめ
以上が筋トレの意識についてでした。
まとめると
- 動きを上達させたい、重量を効率よく上げたい場合は身体の外の意識を向ける
- ボディメイク、対象の筋を活性させたい場合は身体の内に意識を向ける
になります。
目的によって意識の仕方も使い分けられるのがベストかと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
160記事以上書いてるので、ぜひ他の記事もご覧ください。
【参考文献】
gabriele wulf (2013) attentional focus and motor learning: a review of 15 years
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https://line.me/ti/p/pVCt8pLPiP”>
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