筋肥大・筋肉をつけるために太るのは間違い!?【太るデメリットも】
トレーナーの池田です!
筋肉をつける上で
「一度太った方がいい」
みたいな事をよく聞きますが本当でしょうか?
目次
筋肥大・筋肉をつけるために太るのは間違い!?
筋肉をつけるために必要なのはオーバーカロリーにすること
結構よくある間違いとして
「筋肉をつけるため一回太って脂肪に変える」
こう仰って一度わざと太る方もいます。
基本的に筋肉と脂肪が別の物質なので、脂肪が筋肉に変わることはありません。
では増量と言って食いまくる人たちは全員間違っているのか?というと完全にそうでもありません。
基本的に筋肉を効率良くつけるためにはオーバーカロリーにして筋肥大に必要な栄養しっかり摂る必要があるので、摂取カロリーが少ないと効率良く筋肉が増えてくれません。
そのため筋肉をつけるためには、一度多少脂肪もついて良いからしっかりと食べて体重を増やす方が効率が良いのです。
ただできるなら脂肪を極力つけずに筋肉だけ増やせるのが理想です。
太りすぎる筋肥大へのデメリットは?
筋肉を増やすには摂取カロリーを増やすことが大切なのですが、食べすぎて太りすぎた場合はどのようなデメリットがあるのでしょうか?
慢性炎症とホルモンバランスの変化
慢性炎症により筋肥大だけではなく、その他の不調の原因になります。
内臓脂肪が増えることによって炎症性サイトカインの分泌が増え、炎症反応を助長してしまいます。
本来炎症反応とはウィルスや細菌が侵入してきたり外傷を負ったときに恒常性を維持するために働く反応のことをいいます。
慢性炎症の問題点として守らなくてもいい時にもこういった反応が起きてしまい、抗炎症ホルモンであるコルチゾールなどが過剰に分泌されます。
コルチゾールも重要なホルモンなのですが過剰に分泌されると筋を分解してしまうので、筋肥大にとって悪影響になります。
あとはシンプルに
- 疲れやすくなる
- 胃腸への悪影響
- 免疫力の低下(風邪ひきやすくなる)
もあるので間接的にも、筋トレ効果を阻害してしまいます。
あとは肥満だとインスリンの反応も悪くなるので、こう言った理由でも筋肥大にマイナスに働くと思います。
インスリンについてはこちらに↓
筋肉をつけるために必要なこと
関節可動域低下によるトレーニング強度の低下
体脂肪により関節の可動域が減ってしまいトレーニングの強度が下がってしまう可能性があります。
体重も増えるので扱える重量はどんどん増えていくので、筋肉が増えてると思いがちですが実際は可動域が減って種目としての強度が落ちている可能性があります。
私自身も体重を20kg増やしたことがあったのですが、スクワットを行った時にお腹が突っかかって下までしゃがめませんでした。
まとめ
以上の理由から体脂肪率が上がりすぎると筋肥大の効率は落ちるので、増えすぎてきたら一度減量を挟むようにしましょう。
あまり明確な基準はないんですけど男性の場合はコンテストコンディション+10kgとか体脂肪率18%超えてきたらとか言われてますね。
今回の記事をまとめると
- 筋肥大には消費く摂取カロリーですが=太るわけではない
- 体脂肪が多すぎると筋肥大効率は落ちる
になります!(相撲取りとかの場合は別ですが)
今回も最後までありがとうございました!
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