コレステロールの真実とLDLを下げるには?
パーソナルトレーナーの池田です!
今回はコレステロールについてお話ししていきます!
以前インスタグラムのストーリーでこのお話が好評だったので、少し詳しくお話しします。(インスタのアカウントリンクはこの記事の下の方に貼ってるので良ければご覧ください)
- コレステロール値が高いから薬で下げる!
- 悪玉(LDL)が悪くて、善玉(HDL)は良い
- 卵はコレステロール値が高いから食べ過ぎはNG
と言った認識の方が多いのですが果たしてどうなのでしょうか?
今回はコレステロールの真実とLDLを正しく下げる方法について解説していきます!
コレステロールの真実とLDLを下げるには?
コレステロールについて
まず簡単にコレステロールについて説明していきます!
コレステロールは人間の体に存在する脂質の一つで、細胞膜やコルチゾールなどの副腎ホルモン、脂質の消化を助ける胆汁酸の原料になり、身体にとって必要不可欠なものです。
食事から取り入れられるコレステロールは2〜3割ほどで、多くは肝臓など体内で生成されてうまく調整されています。(そのため食事からのコレステロール摂取量は血中コレステロールに影響を与えないと言われています)
ではよく血液検査で言われるLDLやHDLとは何なのか?
LDLとは肝臓から各細胞へ輸送する役割を持ち輸送型コレステロールといい、HDLとは逆に各細胞から肝臓に回収する役割を持ち回収型コレステロールと言われています。
よくLDLは悪玉コレステロールだから低い方が良い、HDLは善玉コレステロールだから高い方がいいと言われますが、悪玉にも十分に役割があるためバランスが重要になります。(そのためLDLが少なすぎるのもよくありません)
コレステロールが高くなると血管内に溜まってしまうことで、動脈硬化などの原因になります。
(厚生労働省参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-012.html)
コレステロールが上がる原因は?
ではコレステロールが上がってしまう原因はなんなのかを考えていきたいと思います。
繰り返しになりますがコレステロールは体内での合成がほとんどのため食事で取りすぎてもある程度は調整されます。
じゃあなんで増えるのかというと、体にとって必要だから結果としてコレステロールを上昇させてしまうのです。
コレステロールの役割をおさらいすると
- 細胞膜の原料
- 副腎ホルモンの原料
- 胆汁酸の原料
が主な役割です。
例えば
- 血管が傷つき、細胞膜が壊れる
- 慢性炎症によるコルチゾールの過剰分泌(腸内環境悪化や食生活や肥満など)
- ストレスによるコルチゾール過剰分泌
が起こると原料であるコレステロールはたくさん必要になります。
その結果、必要量が増えて体内でコレステロールを増やしてしまいます。
コレステロール値を下げるためには?
以上の理由からコレステロールの上昇は体にとって必要な結果になります。
なので薬で下げると言うよりも、上昇してしまう根本原因にアプローチしていく必要があります。
慢性炎症の収束や細胞膜肢の損傷を抑えるためには下記のような悪い習慣を取り除き、良い習慣をプラスしていくことが大事です。
- 過剰な脂質(特にオメガ6)を控える
- 過剰な糖質摂取、血糖値を急上昇するような糖質を控える
- お酒や夜以降のカフェインを控える
- 腸内環境を整える
- 水溶性食物繊維をとる(コレステロールの排泄にも腸内環境にも)
- 呼吸エクササイズやリラクゼーションによる過緊張の改善
このように生活習慣や食習慣を改善していくことが大切です!
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まとめ
以上がコレステロールの真実になります。
もちろん遺伝性による問題や、女性の更年期による上昇などもあるので一概に全てに当てはまるわけではありませんのでその点はご了承ください。
まとめると
- コレステロールの上昇は身体にとっての反応
- 根本改善のために生活習慣や食習慣の改善が大切
になります。
文章ばかりの記事でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
これを読んでいただいたあなたとも、いつかお会いできることを楽しみにしております。
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