【お酒を飲む方必見!】アルコール対策の栄養素
皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの池田です。
皆様はお酒を飲まれるでしょうか?
- お酒が好きで飲む方
- 付き合いで飲まなければいけない方
- お酒を飲む仕事をされてる方
理由はそれぞれですが、普段からお酒を飲まれている方が多いと感じます。
「実際にお酒は身体に良くないの?」
結論から言うと、身体の影響のみを考えるとお酒は飲まない方が良いです。
ただどうしてもお酒が飲みたい、飲まなければいけない方は多いと思います。
今回はそんな方々に向けて「アルコールへの対策法」をお伝えしていきます。
アルコールについて
お酒に含まれる成分にアルコールがあるということは、大体皆さんもご存知かと思います。
アルコールは1gあたり、7kcal含まれていますがほとんど栄養がないので「エンプティーカロリー」とも呼ばれています。
アルコールを摂取することによってメリットはあまりなく、強いていうなら気分が良くなって楽しくなる、精神的ストレスの軽減くらいです。
アルコールの分解行程
まずはアルコールの分解行程について簡単に説明していきます。
少し専門的な解説になるので、ただ何を食べたら良いのか知りたいだけの方は飛ばして見ていただければと思います笑
アルコールはこのような形で最終的に水と二酸化炭素になります。
アセトアルデヒドとは毒性が強い物質のことで、「二日酔い」はこのアセトアルデヒドが処理しきれずに起こってしまいます。
アルコールからアセトアルデヒドに代わる過程で「アルコールデヒドロゲナーゼ」という酵素が働き。
アセトアルデヒドから酢酸に代わる過程で「アルデヒドデヒドロゲナーゼ」という酵素が働きます。
そしてこれら二つの反応に「NAD+」という物質が必要です。
余談ですがこのアルデヒドデヒドロゲナーゼの強さは遺伝で決まる。
お酒に強い人はこの酵素がしっかりと働いてくれるのでアセトアルデヒドが速やかに処理されるので酔いにくい。
そして「アルコールデヒドロゲナーゼ」の材料が亜鉛で、「NAD+」の材料がナイアシンです。
お酒を分解するためにこれらの栄養素が使われるため、不足しやすくなるのではないかと考えられます。
アルコールによって失う栄養素
まずは上記にも記載しましたが亜鉛とナイアシンが不足しやすくなります。
他にもビタミンB1、葉酸、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンCにも影響を与えられると言われているので、こういった栄養素をしっかりと摂取していくことが重要です。
- 亜鉛→精神の不安定、味覚障害、そもそも不足しやすい
- ナイアシン→皮膚炎、口内炎
- ビタミンA→肌荒れ、目の機能低下
- 葉酸→貧血など
- ビタミンB1→脚気(全身の怠慢感や手脚の痺れなど)
- ビタミンB12→貧血など
- ビタミンC→酸化や老化がすすむ、精神的不調、壊血病
お酒を飲む際のオススメの食べ物
最後の章では先ほどお伝えした「不足しやすい栄養素」を多く含む、食品をご紹介していきます!
亜鉛を多く含む食品例
→牡蠣、ビーフジャーキー、煮干し、藻類など
ナイアシンを多く含む食品例
→かつお、マグロ、レバー、舞茸、干し椎茸など
ビタミンAを多く含む食品例
→レバー、うなぎ、緑黄色野菜など
葉酸を多く含む食品例
→レバー、ほうれん草、海苔など
ビタミンB1を多く含む食品例
→豚肉、レバー、豆類、玄米など
ビタミンB12を多く含む食品例
→牡蠣、さば、帆立、焼きのりなど
ビタミンCを多く含む食品例
→赤ピーマン、ブロッコリー、レモンなど
まとめ
今回の記事をまとめると
- アルコールの分解には酵素が必要
- その酵素の材料となるのが亜鉛やナイアシンなどの微量栄養素
- お酒を飲む際はこういった栄養素をしっかりと摂りたい
が大事なまとめになります!
ただ冒頭にもお伝えしましたが一番良いことは「お酒を飲まない」ことです。
お酒を完全に飲んじゃダメとは言いませんが少しずつ減らして、たまに飲む程度の習慣に変えていくことが一番良いのではないかと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
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