2022-01-05

【ブログ】ダイエットで「最も」辛かった失敗談

池田
池田
こんにちは!
トレーナーの池田です!

今回は私自身のキツかった過去について書きます。

「そんな苦労した自慢どうでも良いから」

と思ったあなたも今回はちょっと見て欲しいかもで、理由はシンプルに同じ失敗をして欲しくないからです。(特に今からダイエットを始める方は)

まあそこそこトレーニング歴があって正しい方法で食事管理とボディメイクができている方は見る必要がないので他の記事でも読んでください笑

プロフィールでは2014年と2018年にコンテストに出場したと記載してますが、実は2016年にもボディビル東京オープン選手権に出場しております(中山きんにくんとオードリー春日も参加してました)

私が精神的にダイエット、筋トレ人生で一番辛かったのはこの2016年の時でした。(2014年も失敗してますがこちらの方がキツかった)

ダイエットで「最も」辛かった失敗談

途中まではそこそこ順調だった

大会日時は5月3日で年末あたりから85kg→70kg切るくらいを目標に行いました。

以前とは違いトレーナーとしてそこそこ知識がついていたため、カロリー計算、バランス、タイミングなどを計算していた為とても順調に体重が落ちました。

食事内容は玄米、干し芋、魚、ナッツ類、納豆、卵、鶏胸肉、牛肉をPFC計算しながら食べていました。
ただ絞っていると

「あれ先輩と全然質感が違うな、、このまま行って大丈夫かな?」

ボディビルというカテゴリの中では筋肉量が私はそこまで多くなかった為、入賞するためには仕上がりを良くする(できるだけ脂肪を落とす)必要がありました(というより当時は今よりレベルが高くなかった為、仕上がりがよかったら入賞できると言われていました)

そしてあるボディビル選手のブログを読んでいると

ブロッコリーとささみとBCAA(アミノ酸)だけで減量している人のブログを見ました。

私は

「やはり仕上がりを良くするためには最終的にはこれくらいしなければいけないのか」

と思い、辞めておけば良いものの真似をしてしまいました。

摂取カロリーは1000Kcalちょい

約78kgくらいあったのですが、摂取カロリーを1500kcalちょいに調整

この時のPFCバランスは

  • タンパク質:200g
  • 脂質:20g
  • 炭水化物:100〜150g

脂質の少ない肉とプロテインを3時間おきくらいに摂りながら、朝と筋トレ前後(休みの日は昼)に糖質を摂ってました。

正直最初は食事に対するストレスもなく体重もぐんぐん落ちていったので、「やって正解だった!」とまで思いました。

そして再び停滞したので、前述のボディビル選手のブログを見ていた私はさらにカロリーを落としました。

摂取カロリー1000Kcalちょい
  • タンパク質:150g
  • 脂質:20g
  • 炭水化物:100以下

これなら絞れるはず!

と思ってカロリーを下げたのは良いものの

全く体重が落ちない

それどころか増えてる、、

そして今まで食への欲求やストレスがなかったのですが、急に色々欲するようになりました。

特に炭水化物への欲求が強くなりました

  • 米食べたい
  • パン食べたい
  • うどん食べたい

ラーメン大好きなのですが不思議と、これらが無性に食べたかったんですよね。

とはいえ設定していた炭水化物量は100g以下のため

昼に茶碗一杯ほどの玄米を食べたら、あとは野菜、プロテイン、味付けなどに含まれる糖質を入れたらすぐに1日の糖質摂取量に達成してしまいます。

  • 体重落ちない
  • 食欲がヤバイ

しかもこの時点で大会3ヶ月前とかだったので

「まだあと3ヶ月もあるのか」

正直もう入賞したいというより早く終わって欲しいという気持ちが強かったです。

体重が落ちない理由として代謝が落ちすぎたのもありますが、チートデイでハメを外しすぎたのもあったかもしれません。

定期的に代謝を戻す目的でチートデイ(意図時に摂取カロリーを増やす日)を作っていましたが、低カロリーにしてから食べだすと止まらなくなります。

10000キロカロリーとか普通に食べれてしまいます。

何故か「今のうちに食べておこう」と思って、満腹でも食べようとします。

寝るギリギリまで食べてました。(今考えるとこの時の思考は考えられません)

そして次の日から節制して、またチートと称して暴食しての繰り返しでした。

落ちないのでほぼタンパク質と最低限の脂質のみで過ごした日(800Kcal)とかもありました。

仕事、人間関係のストレスも重なった

この時のキツかったもう一つのポイントとして、退職の時期と重なったことです。

色々あって会社を退職したいと思って、上司に伝えたのですがやはりめちゃくちゃ引き留められました。

相談しようとしたら胸ぐら掴まれて怒鳴られたりもしました。

育ててもらった恩もあるのに辞めてしまったのでこちらも悪いのですが、減量と人間関係が重なって当時は大分ストレスを感じていました。

謎に休みの前日とか一人カラオケ行って、烏龍茶ガブ飲みしてました笑

結果

最終的にはもちろん予選落ちでした。

会社は後腐れなく辞めることができました。

メンタルが鍛えられたのはよかったですが、食べなすぎて失敗するのは2回目なので今思えば学習能力が0だなと思いました。

2018年に出場したときは計画的に減量を行ったので、この時に比べてストレスなく減量できこの時よりも仕上がりをよくすることができました。

合わせてこちらも↓

一ヶ月で10kg痩せる方法

食事で必ず痩せる方法!【カロリー収支とPFCバランス】

20kg痩せた方法【体験談】

まとめ

今回この記事を書こうと思ったのは一人でも多くの方が無茶なダイエットをするのを辞めて欲しいと思ったからです。

来月に結婚式がある、体重制限のあるオーディションがあるといった理由があれば百歩譲ってしょうがないかもしれませんが、もしそうではない場合は正しい知識で無理ないダイエットをおすすめします。

ちょっと批判になってしまうかもですが、未だによくわからない情報発信をしてる人や体重の数値だけ大幅に落とすことを勧めるパーソナルジムが多く存在します。

情報発信に関してはある程度は個人自由だと思いますが、危険なことを発信するのだけは辞めて欲しいものです。

これを見たあなたが無理なダイエットで辛い思いをしないよう願っております。

長文最後までご覧いただきありがとうございました!

今後も定期的に更新しますので、ブックマークorインスタをフォローしていただけるといち早く情報をお届けすることができます。

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