2022-12-04

筋トレ前にストレッチしたらダメなの?

A子
A子
筋トレ前にストレッチしちゃダメって聞いたのですが、本当ですか?

こんにちは!

トレーナーの池田です。

今回は筋トレ前のストレッチについてお話ししていきます!

※個人的な意見も含まれるので参考程度に捉えていただけたらと思います。

筋トレ前にストレッチしたらダメなの?

そもそもストレッチを行う目的は何なのか?と考えると

  • 筋肉の可動域を増やす
  • 怪我の予防
  • 競技(筋トレ)のパフォーマンスを上げる

こういった目的で行うことがほとんどかと思います。

そのため筋トレ前に行う目的としては怪我を予防して筋トレの効果を高めるためにストレッチすると言えます。

しかし筋トレ前のストレッチもやり方によってはパフォーマンス、筋トレ効果を下げてしまうと言われています。

一般的には静的ストレッチよりも動的ストレッチ

まず静的ストレッチと動的ストレッチの違いを説明しますと

静的ストレッチ動的ストレッチ違い

静的ストレッチ

スタティックストレッチとも呼ばれます。

低強度でゆっくり伸ばし、伸ばしたところで30秒ほど止める方法です。

一般的にストレッチと言われるとこちらを想像されやすいかと!

動的ストレッチ

動的ストレッチは静的ストレッチとは逆で、ラジオ体操のようにアクティブに動かして可動域を広げていく方法です!

動的ストレッチも細かく言うとダイナミックストレッチとバリスティックストレッチに分けられます。

  • ダイナミックストレッチ:反動を伴わないコントロールされた動き
  • バリスティックストレッチ:反動を伴うコントロールされてない動き

ただ資格とか団体によって定義が違うのでこの辺は曖昧になってしまうので、参考程度に捉えていただければと思います。

以上ストレッチの種類として静的ストレッチと動的ストレッチが存在するのですが、筋トレ前にNGとされているのが静的ストレッチになります。

理由として静的ストレッチ直後に

  • 筋出力が下がる
  • 競技パフォーマンスの低下

が起きるとされているからです。

そのため運動前(筋トレ)は静的ストレッチではなく動的ストレッチが推奨されています。

静的ストレッチのメリットがデメリットを上回ればやってもいい

じゃあ静的ストレッチは筋トレ前にやらない方がいいのか?

てことなのですが、静的ストレッチをやるメリットがデメリットを上回ってたら行っても良いんじゃないかと考えています。

ここでメリットデメリットをおさらいしておくと

静的ストレッチメリット、デメリット

になります。

まずシンプルに関節の可動域が狭過ぎる方は筋トレしてても筋肥大の効果が得にくいので、しっかりフルレンジで筋トレするために筋トレ前であっても行うメリットはあるんじゃないかと思います。

あともう一点ですが過活動になっている筋肉を抑制するために、その単一の筋に対して静的ストレッチ行うのも良いのではないかと考えます。

例えばスクワットを行う際にどうしても外腿や腿前が張りやすい方に対して、そのままスクワットを行うのではなくこれらの筋肉を抑制してから行うことによってバランスの良い筋の発火パターンでトレーニングが行えます。

合わせて【障害予防】フォースカップルとコレクティブエクササイズもご覧ください!

その人が結果的に高パフォーマンスを出せるようになるのであれば、むしろ筋トレ前にストレッチはおすすめです。

ただある程度整っている方はストレッチする時間を別のことに当てる方が効率が良いのでその場合は無理にやる必要はないとも思います。

まとめ

今回の記事をまとめると

  • 一般的に運動前に推奨されてるのは動的ストレッチ
  • 静的ストレッチであってもメリットの方が多いのであればやっても良い
  • 特にやる特別の理由がなければやらない方が時短にはなる

になります。

まあ静的ストレッチによる筋出力低下もアスリートやパワーリフティングの選手ではなく、一般の方ならばあまり気にする必要もないのかと個人的に思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

ストレッチやエクササイズについては他の記事やSNSでも解説してるのでよければご覧ください。

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