動作改善・修正のテクニック【トレーニング】
トレーナーの池田です!
今回はあまり一般の方向けの記事ではなく、私が普段指導する時に使っているテクニックについてお話していきます。
基本的に初めてやっていただくトレーニング種目で完璧にこなせる方はそうそういません。
そのため代償動作(エラー)を修正していく必要があります。(あえてしない場合もありますが)
まずは口頭で修正するのですがそれでも難しい場合は様々なテクニックを使用していきます!
動作改善・修正のテクニック
RNT
まずはRNTといい代償動作をあえて助長させるイメージで外的な負荷をかけていきます。
脳が間違った動きを理解していない場合に有効なテクニックになります。
おそらく多くの方が代償動作を直す方向で徒手修正すると思いますが、大切なのはお客様自身
間違った動きを修正して正しい動きを脳に認知させることです。
このように膝が内に入ってしまう場合には、あえて閉じる方向へ負荷を与えていきます(知覚させる程度の軽い負荷で)
RNTに関しては別の記事でも解説しています!
詳しくはこちら↓
エンドポジションの知覚
リバースパターニングとも言います。
エンドポジションを認知させることによって、動作最終域でのエラーを改善していきます。
基本的にエラーが出やすいのはエンドポジションと言われているので、そのポジションで正しい動作を覚えてもらいます。
例えばシングルレッグルーマニアンデッドリフトは結構難易度が高い種目なのですが、ボトムのポジション(下げきったところ)から始めることによってエクササイズとしての難易度を下げる事ができます。
コンシャスローディング
意識的にコアを発火させることによって動作不良を直したり、四肢の可動性を高めていきます。
例えばデッドリフトでお腹に力を入れにくくて体幹が不安定な場合の活用法として、レップ毎にバーを握り直すことによってコアの発火が促せます。
負荷をかける
重りを持って動作を正していく方法です。
例えばスクワット動作やステップ動作で体の前傾が強いような方のアプローチとして、ダンベルを前で保持するゴブレットスクワットのような種目を行っていただく。
前に持つと過度な前傾動作は非効率になるので起きにくくなり、直立に近い姿勢を自然に作り出せます。
右のようなエラーが出て、左に修正したい場合には↓のようにあえて前で負荷を持ってスクワットを行うことによって正しい動きが学習できます。
ただ重りを加重するほどの機能を獲得していない方にとっては逆効果になる場合があるので注意しましょう!
空間の制約
空間を制約することによって代償動作を修正する方法です。
例えばスクワットで膝が前に出過ぎてしまう場合の対策として、膝の前にあえて障害物を置くことによって間違った動きが起こらなくしていきます。
他の動作修正についての記事はこちら!
まとめ
以上が修正のテクニックになります。
上手くできない場合の原因が体の硬さとか筋の弱さの場合は別の種目を実施して、体の機能を調整していくのですがそれについては割愛します。
今回お伝えしたテクニックは、一人でも実施できるものもありますので是非活用してください!
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