胃酸の分泌低下による貧血や不調【筋肥大にも悪影響!?】
トレーナーの池田です!
貧血というと、「鉄が足りない」「タンパク質が足りない」「ビタミンBが足りない」とよく言われています。
もちろんこれらが不足することによって起こりますが、サプリメントで鉄を摂っても解決しない場合があります。
その場合はもしかしたら胃腸のコンディショニングが悪く、ちゃんと消化吸収されてないのかもしれません。
貧血以外にも低胃酸によりタンパク質が吸収できない→筋肉がなかなか育たない原因になるどころかタンパク質を増やすとお腹を壊す原因にもなるので胃のコンディショニングは重要です!
今回は胃酸と貧血についてお話ししていきます!
胃酸の分泌低下による貧血や不調【筋肥大にも悪影響!?】
なぜ胃酸の分泌低下は貧血を引きおこすのか?
貧血にもいろいろ種類があり、一般的に鉄分が不足して起こると言われているのが鉄欠乏性貧血です。
出血(生理なども)などにもよって起こり、タンパク質やビタミンB6が不足しても起こります。
他にも巨赤芽球性貧血(悪性貧血)いうのがあり、胃酸の分泌低下はこの巨赤芽球性貧血を引き起こしやすくします。
赤血球は図のような形で成熟していきます
つまりビタミンB12や葉酸が不足すると赤血球が縮小されず、毛細血管を通れないので末端に酸素を届けることができなくなります。(末端の冷え性にもなりえます)
ビタミンB12は動物性食品に多く含まれているので、こういった食品が不足しても(ヴィーガンなども)起こりやすいですが、しっかり摂っていても胃酸の分泌が低下していると正しく消化吸収できなくなりこれも問題になってきます。
胃酸はB12以外もタンパク質や脂質の初期消化に必要だったりミネラルを吸収できる状態にするのに必要で、低胃酸だと未消化のタンパク質を腸に届けてしまうので腸内環境の悪化の原因にもなります。
もちろん鉄もミネラルなので鉄の吸収も阻害してしまうので鉄欠乏にもなりえます。
胃酸の分泌を促す食事とは?
胃酸の原料として塩酸とペプシン(タンパク質分解酵素、塩酸によってペプシノーゲンがペプシンに)、粘液です。
そして胃酸を作るためにはマグネシウムと亜鉛が必要になります。
まとめるとタンパク質(胃酸の材料)、マグネシウム、亜鉛などが必要になります。
これらの栄養素が必要のためバランスよく食べるのが大切なのですが、胃酸の分泌が低下している場合はそもそもこれらの栄養素をうまく吸収してくれません。
そういった場合はまずは胃酸の材料である栄養や胃酸の分泌を促す食事が必要です!
- 梅干しをとる
- レモンを絞る
- パイナップル (プロメライン)
- サプリメント(消化酵素や塩酸ベタインをとる)
肉や魚といった消化に手間がかかるタンパク質源ではなく、まずは低分子のアミノ酸やプロテインから摂るようにすると良いです!(一気に取りすぎることによる浸透性の下痢やWPCの場合は乳糖の過剰摂取に注意)
加えて
調理を行ったり、必要以上に水を飲みすぎない、冷えた水を飲まない、自律神経を整える(交感神経を抑制)
こういったことも必要になります。
おすすめのサプリはナウフーズのスーパーエンザイムです(アフィリエイトではないです)
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まとめ
貧血に対しては、胃酸の分泌を促すのも大切ですが、
- タンパク質
- 鉄
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- ビタミンC
の摂取ももちろん大切になってきます。(そしてマグネシウム、亜鉛も)
食材を上げると
カツオ、マグロ、レバー、さば、牡蠣、ほうれん草、牛肉
こういった食材がおすすめです!(というよりは動物性タンパク質をしっかり摂りつつバランスよくですかね)
まとめると
- 胃のコンディショニングを整える
- 消化しやすいタンパク質からとる
- 慣れてきたら動物性タンパクを取りつつバランスよく食べる
です!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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