夜ご飯は食べた方が痩せるの?【現役トレーナーが解説】
トレーナーの池田です!
「ダイエット中だから夜ご飯を抜いてる!」
こうおっしゃられている方が多いのですが、夜ご飯はしっかり食べた方が痩せやすいと私は思っています!
今回は夜ご飯を食べるべき理由と実際に何を食べると良いかについて解説します!
目次
夜ご飯は食べた方が痩せるの?夜ご飯を食べるべき3つ理由
- 夜ご飯を食べた方が痩せるのか?
- 抜いた方が痩せるのか?
ですが、痩せるかどうかは1日のカロリー収支によって決まります。
そのため夜を抜いても朝昼食べ過ぎたら太りますし、三食食べても摂取カロリーを抑えられると痩せていきます。
それなら食べない方が痩せるんじゃない?と思われた方が多いと思いますが、夜ご飯を取るべき理由を今からご説明していきます!
夜を抜くとトータルカロリーが低くなりすぎてしまう
純粋に1食抜くと1日のトータル摂取カロリーが低くなりすぎやすいです。
痩せるには摂取カロリーを抑えるのが大切なのですが、下げすぎるのも良くありません。
一般的に除脂肪体重×30Kcalを下回るほどのダイエットはあまり良くなく、筋肉量が低下し代謝が下がって痩せにくくなったり、栄養不足によって様々な不調のリスクが高くなります。
体重55kgくらいで除脂肪体重が40kgくらいの方(一般的な女性)であっても、最低1200kcal
以上は摂取したいところです。
タンパク質やマグネシウムなどをこまめに取りたい
タンパク質やマグネシウムなどの栄養素は一度にたくさん摂取しても吸収効率が良くないのでこまめに分けて摂取していくのが望ましいです。
他にもこまめに摂取したい栄養素はあるのですが、特にこの二つは不足しやすい上に足りなくなるとダイエットにも様々な問題が生じます。
筋肉の材料になるので、筋肉を落として基礎代謝を低下させないようにする役割はもちろん、酵素や胃酸の原料にもなるので不足すると栄養の消化、吸収、代謝がうまく行えない原因にもなります。
エネルギーを作るのに必要で、いろんな種類の酵素の補酵素として働くので使われやすく不足しやすい。不足するとリラックスできなかったり睡眠の質が下がる原因にもなります。
こういった大切な栄養素を効率良く摂取するためにはしっかり3食食べる事が理想です。
プロテインなどサプリメントでこれらの栄養を取るのも良いですが、しっかり食事からも摂取できる事が望ましいです!
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血糖の調整に必要
ダイエットで大切なのは血糖の維持で、血糖値を適度に低く保ちコントロールする事が大切になります。
低血糖のデメリットとして
- コルチゾール、カテコールアミンの過剰分泌
- それによる交感神経優位、慢性炎症
- 食欲が増進や疲労感やイライラが起きる
- 腸内環境の悪化による栄養がしっかり吸収されない
そのため極端な低血糖を防ぐ事がダイエット成功に大切になります。
炎症についてはこちらの記事で↓
筋肥大・筋肉をつけるために太るのは間違い!?【太るデメリットも】
夕飯を抜いてしまうと、夜間低血糖といい睡眠の質が下がってしまう原因になります。
睡眠中に低血糖が起きることによって、血糖値を上げるホルモンが分泌されて寝てる間に活動モードになってしまい歯軋りが起きたり疲労感が抜けなかったりします。(夕飯を抜く以外でもストレス過多や飲酒によっても夜間低血糖は起こりやすくなります)
睡眠のためにも夜ご飯を食べることは大切です。
余談ですが夜間低血糖の予防に睡眠前の蜂蜜がおすすめです!(蜂蜜についてはとても優秀なので今度別の記事で解説しようかと思います)
じゃあ夜飯は何食べたらいいの?
では夜飯は何を食べるのが良いのか?
まず注意するべきポイントとして
- 糖質と脂質のみの食事
- 食べ過ぎ
- 寝る直前に食べること
- プロテインなどに置き換え
これは避けた方がいいでしょう。
※元々食べる習慣がなく、仕方なく最初はプロテインを飲み習慣化するとかの理由ならプロテインのみでも大丈夫です!
結論おすすめな夜飯は
- 拳1個分くらいの主菜(肉、魚)
- 掌2つ分くらいの副菜(野菜)
- 茶碗1杯分くらいの主食(ご飯)
- 味噌汁や納豆など
になります。(もちろん体格によりますが一般的な女性でもこれくらいが目安です)
減量中とかで戦略的に炭水化物量を減らすのはありだと思いますが、夜に炭水化物を食べてはいけないとかはないので脂質を取り過ぎていないのであれば茶碗1杯分くらいの糖質量なら痩せていくかと思います。
まとめ
以上が夜ご飯を食べた方がいい理由について解説しました!
あとは精神的に「昼は好きなものをガッツリ食べて、夜は抑える」とかでも選択肢としてはありかと思いますが、完全に抜くことは個人的にお勧めしません。
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自身に合った方法で継続できるやり方で行っていけると良いかと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
読んでいただいたあなたともいつかお会いできるよう嬉しいです。
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